日本大学生産工学部 環境安全工学科

新着情報

2016.07.20
オープンキャンパスⅡ,Ⅲ(8/6,7)の模擬授業と体験学習について

オープンキャンパスⅡ,Ⅲ(8/6,7)において,環境安全工学科では以下の4つの模擬授業と2つの体験学習を行います.また学科紹介(場所:39-405)は午前(11:00~11:20)と午後(13:00~13:20)の2回行います. みなさんのご来場をお待ちしております.

■オープンキャンパスⅡ(8/6)

【模擬授業1】『アイアンブリッジ The Iron Bridge ~身近なインフラ、橋のルーツを訪ねて~:五十畑 弘』(11:25~11:45,場所:39-405)
私たちの日々の生活を支える道路や橋、ダム、堤防などの社会基盤は、生活をより快適にして、災害から人々を守り、市民の生活の安全、安心のための構造物です。 模擬授業では、インフラ施設の中で、私たちの身近な橋を取り上げます。橋はいろいろな材料で作られ、その形もいろいろです。今日の高速道路や鉄道などに架かる橋のルーツとなる鉄の橋の源流を、世界遺産の橋や重要文化財の橋によって辿り、製鉄法の変遷についても学びます。

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【模擬授業2】『地球環境を守れ!クリーンエンジン燃焼:秋濱一弘』(13:25~13:55,場所:39-405)
中国、最近は日本でも微小粒子状物質(PM2.5)が問題になっています。これは非常に小さいため(髪の毛の太さの1/30程度)、肺に入りやすく呼吸系・循環器系への影響が心配されています。一昔前のディーゼル車は粒子状物質(スス)を排出していましたが、現在はCO2の排出が少ない環境にやさしい車と言われています。授業では、ススがどのようにできるのかを説明して、ススを生成しないクリーンなエンジン燃焼のトピックスを紹介します。

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【体験学習】『身近な化学物質の爆発と安全を体験しよう:吉野悟』(1回目:11:55~12:15, 2回目:13:55~14:15,場所:39-406)
私たちの身の周りにある物質でも混ぜ合わせると思わぬ火災や爆発などの災害に至ることがあります。したがって取り扱う物質の性質を正しく理解することは、事故の未然防止と起こったときの対策が可能となり、安全安心な暮らしにつながります。体験学習に来ていただいて、身近な物質を混ぜたらどうなるかを一緒に考えて実験しましょう!

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■オープンキャンパスⅢ(8/7)

【模擬授業1】『世界で最も強いコンクリート:鵜澤正美』(11:25~12:15,場所:39-405)
コンクリートは見ない日がないぐらいに使われています。コンクリートって一体何からできているの?と思いませんか。セメントとどういう関係があるのかを知っておきましょう。そしてどうしたら強いコンクリートができるかの簡単な方法を説明しながら、現在までにコンクリートはどこまで強くできているかを講義します。そして新しい方法や考え方があれば記録を打ち破ることができる可能性があります。それを大学で一緒に考えませんか!

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【模擬授業2】『ハイテク技術と環境・安全・エネルギー ‐現代技術と機能性色素の関わり‐:坂本恵一』(13:25~13:55,場所:39-405) 聞き慣れない言葉ですが,機能性色素はさまざまなところで使われています。具体的に機能性色素は,テレビ,パソコン,スマホや携帯電話などの液晶表示,コピーやレーザープリンターの心臓部である有機感光体,色素増感太陽電池の色素,発光材料などに重要な材料として,ハイテク技術を支えています。


【体験学習】『環境に優しいスターリングエンジンを体験しよう:古川茂樹』(1回目:11:55~12:15, 2回目:13:55~14:15,場所:39-406)
1816年に発明されたスターリングエンジンは、 未来のエンジンとも言われています。 他のエンジンに比べて熱効率が良く、外燃機関なのでどのような熱源でも利用できる可能性があるからです。今回は模型のスターリングエンジンを組み立ててもらいながら、動作の仕組みを紹介します。また、バイオ燃料でもあるエタノールを燃料に動かしてみようと思います。

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