日本大学生産工学部 環境安全工学科

新着情報

2017.07.05
オープンキャンパスⅠ(7/16)の模擬授業と体験学習について

オープンキャンパスⅠ(7/16)において,環境安全工学科では以下の2つの模擬授業と体験学習を行います.また学科紹介(場所:39-405)は午前(11:00~11:20)と午後(13:00~13:20)の2回行います.
みなさんのご来場をお待ちしております.

【模擬授業1】『人工衛星が捉えた地球環境』(11:25~11:45,場所:39-405)
遠く離れた宇宙空間から地球を観測している数々の地球観測衛星は、環境問題の解明や災害監視、資源探査等を目的として、地球の様子を常に観測しています。 また、これらの観測画像データを利用すると地球に関する様々な情報を読み取ることができ、地球環境の評価等に有効活用されています。

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【模擬授業2】『下水道の老朽化問題 ~道路の下で何かが起きている!~』(13:25~14:45,場所:39-405)
下水道は都市の衛生環境の向上,浸水防除,公共用水域の保全の役割を担う重要なインフラです. 現在日本の下水道管路延長は約47万km(地球11周半)と膨大なストックを抱えていますが,耐用年数の50年に達した下水道管まだ約2%と少ないにもかかわらず, 下水道管の老朽化に起因した道路の陥没事故が年間約3,300件発生するなど,社会問題を引き起こしています. 模擬授業では下水道管に生ずる異常の発生傾向などこれまでの調査・分析から分かったことをお話しします.
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【体験学習】『コンクリートから光る材料を作ってみよう』(1回目:11:55~12:15, 2回目:13:55~14:15,場所:39-406)
ノーベル賞を受賞した青色LEDと蛍光体(発光材料)を組み合わせると様々な発光色を示すLEDを作ることができます. もし,コンクリートを光らせることが可能であれば,単純な建築材料が,発光デバイスに使用できる先端材料に転換できるかもしれません. 体験学習では,材料合成にコストをかけない省エネルギープロセスの観点で,光るコンクリートを自分の手で作れますので,お気軽にお立ち寄りください.
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