日本大学生産工学部 環境安全工学科

学生生活

ある学生の1週間 ~1年生編~

1年生は講義と課題をこなす日々
少しずつ勉強の仕方を身につける

環境安全工学科1年生 古田 尚輝 Naoki Furuta

小学生の頃からボーイスカウトに参加し、清掃活動や登山などで環境問題を身近に感じてきました。東日本大震災や2020年の東京オリンピック開催決定がきっかけで都市環境に興味を持ち、これからグローバル化していく社会の中で、自分には何ができるだろうかと考え始めたのです。そこで、都市環境や安全社会について総合的に学べる環境安全工学科を選びました。

平日は毎日、学校です。月・火・木曜日は実籾キャンパス、水・金曜日は津田沼キャンパスで講義を受けています。
1年次は土木・化学・エネルギーなど各分野の基礎を学んでいきますが、なかでも大変だと思ったのは、月曜日の「化学・生物学実験」です。出された課題に対して、講義前の予習レポートと講義後のまとめレポートを提出します。最初はレポートを書き慣れていないため、自分なりに調べてまとめるのに苦労しました。
水曜日の「図学および製図基礎」では、道路のこう配などの土木的な製図や、ねじなどの機械的な製図の作成課題が毎週出ます。これも大変な課題ですが、高校生のときには経験できなかったことで、すべてが新鮮です。
講義が終わった後や合間の空き時間は、レポートを書くための資料を図書館で探したり、わからないことを先生に聞きに行ったりして、ほとんど課題のために使っています。1年を通して、講義と課題をこなす日々が続きますが、大学での勉強の仕方を身につけることができたと思っています。
大学生活の楽しみのひとつとして、水・金曜の18時から英会話サークル「ESS」に参加しています。ほかの学科の同級生や先輩方と交流でき、とてもいい刺激になっています。あとは、週3回ほど飲食店でアルバイトをしていましたが、課題が忙しくなってきたので、今はしていません。
週末は、基本的には友だちと遊んだり、ボーイスカウトに参加したりして、自分の時間を楽しんでいます。

1年次で楽しかったことは、夏休みに姉妹校提携している米国のオハイオ州の大学へ3週間の語学留学をしたことです。現地では新しい友だちもでき、今でもFacebookでつながっています。留学体験によって、視野が広がり、ものの見方が変わりました。一緒に留学した仲間とも仲良くなって、前期の頃よりも大学生活が充実してきたと感じています。

2年次には、環境エネルギーコースに進もうと考えています。前期の「環境安全工学総論」で、将来は石油が枯渇することを知ったのがきっかけです。さらに、後期の「エネルギー科学」で石油を効率良く使う方法など、エネルギー問題を詳しく学んだことで、エネルギーを得る仕組みに関心を持ちました。将来は、バイオディーゼル燃料について研究し、エネルギー関連のエンジニアを目指したいと考えています。

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