日本大学生産工学部 環境安全工学科

新着情報

2019.07.02
オープンキャンパスⅠ(7/14),Ⅱ(8/3),Ⅲ(8/4)の模擬授業と体験学習について

環境安全工学科では,オープンキャンパスⅠ(7月14日(日)),Ⅱ(8月3日(土)),Ⅲ(8月4日(日))全ての日程共通で, 午前(11:25~12:15)と午後(13:25~14:15)に『ドローンを体験しよう!!』(40号館104実験室)と『ドローンで拓く環境共生社会』(39号館406教室)というテーマで ドローンを用いた環境計測と飛行の体験学習を行います.またドローンの体験学習の他に『自分にあった"水"をみつけよう!』などの体験学習も用意しています.

学科紹介も①11:00~11:20と②13:00~13:20の2回行います.環境安全工学科で学べること,将来の進路についても説明します(場所:39-405).

また,模擬授業(①11:25~12:15,②13:25~14:15)は,オープンキャンパスⅠ,Ⅱ,Ⅲで毎回異なる内容を用意しました.

オープンキャンパスⅠ:『地方自治体が抱える課題~社会インフラの老朽化~』
オープンキャンパスⅡ:『地球温暖化を防ぐためにCO2削減する方法を考えよう!』
オープンキャンパスⅢ:『世界で最も強いコンクリート』
大学での学びや研究を体験してみてください.

なお体験学習と模擬授業の概要は以下の通りです.

■オープンキャンパスⅠ(7/14),Ⅱ(8/3),Ⅲ(8/4)共通企画
【体験学習】『ドローンを体験しよう!!』,『ドローンで拓く環境共生社会』(①11:25~12:15,②13:25~14:15同じ内容で2回実施,場所:40号館104実験室および39号館406教室)
【内容】誰しも一度はドローンを見たことがあると思います。 今日では、様々なドローンが開発され太陽電池パネルや風力発電,高速道路や橋,トンネル等の点検調査,農薬の散布や野菜やお米などの生育状況の調査, 物資輸送,自然災害等の状況調査,測量調査等に利用され始めています.環境安全工学科では,ドローンを活用した教育や実習を組み入れたカリキュラムを実施しています.また,学生と共にドローン部を結成し,ドローンの飛行技術の向上を目指し飛行訓練も実施しています.

今回のオープンキャンパスでは,ミニドローンの"操縦体験"や,ドローンに搭載した放射カメラ画像を用いた"解析体験"の2つのプログラムにより, これからの環境づくりに欠かせないドローンの活用方法を体験していただきます."操縦体験"では,環境実験室に設けた『環境安全工学科ドローン練習コース』にて,空間中でドローンを取り扱うことの難しさと面白さとともに, 飛行制御の複雑さやそこに含まれている技術にも触れていただきます."解析体験"では、放射カメラの画像と,みなさん自身で放射温度計を用いた温度計測結果とを比較・分析し,画像解析と現地調査からなる環境調査を体験していただきます.また,今年度はドローン等で取得した3Dデータを活用した計画・設計技術の体験として,3Dモデル空間の作成やプランニング(まちづくり)も体験していただけます.


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【体験学習】『自分に合った"水"をみつけよう!』(適宜実施,場所:39号館406教室)
【内容】私達の生活において,水は欠くことができません。その大切な飲水(水道水)は,水道法によって水質基準が定められ,水の分析によって水質基準をクリアした水だけが私達のもとに届けられています.この体験学習では,安全な水を評価するための水の簡易分析を体験していただけます.水の簡易分析を体験して,あなたの好きなミネラルウォーターを探しませんか?


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【模擬授業】
■オープンキャンパスⅠ(7/14)
【模擬授業】『地方自治体が抱える課題~社会インフラの老朽化~:教授 保坂成司』(①11:25~12:15,②13:25~14:15同じ内容で2回実施,場所:39号館405教室)
【内容】2012年12月に発生した中央自動車道笹子トンネル天井板崩落事故など,社会インフラの老朽化に起因した事故が発生するなど,社会インフラの老朽化が問題となっています.都市の衛生環境の向上,浸水防除,公共用水域の保全といった役割を担う下水道は重要な社会インフラの一つですが,近年下水道管の老朽化に起因した道路の陥没事故が年間約3,300件発生するなど,社会問題を引き起こしています. 模擬授業では社会インフラの老朽化問題について下水道管を例にお話しします.


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■オープンキャンパスⅡ(8/3) 【模擬授業】『地球温暖化を防ぐためにCO2を削減する方法を考えよう!:教授 古川茂樹』(①11:25~12:15,②13:25~14:15同じ内容で2回実施,場所:39号館405教室)
【内容】今や地球温暖化だけでなく世界中で発生している異常気象も二酸化炭素(CO2)をはじめとする温暖化ガスの増加が原因と考えられています.COP24(パリ協定)において,日本はエネルギー起源の二酸化炭素を2013年度比▲25.0%(2005年度比▲24.0%)の水準(約9億2,700万t-CO2)とすること定めています.今回は,世界中で取り組まれているCO2の削減方法について考えてみたいと思います.

■オープンキャンパスⅢ(8/4)
【模擬授業】『世界で最も強いコンクリート:教授 鵜澤正美』(①11:25~12:15,②13:25~14:15同じ内容で2回実施,場所:39号館405教室)
【内容】コンクリートは見ない日がないぐらいに使われています。コンクリートって一体何からできているの?と思いませんか。 セメントとどういう関係があるのかを知っておきましょう。そしてどうしたら強いコンクリートができるかの簡単な方法を説明しながら,現在までにコンクリートはどこまで強くできているかを講義します。 そして新しい方法や考え方があれば記録を打ち破ることができる可能性があります。それを大学で一緒に考えませんか!

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