日本大学生産工学部 環境安全工学科

教員と研究テーマ紹介

教員からのメッセージ

「地球を守りたい!」
そんな学生が幅広く学べる場

准教授 小森谷 友絵 Tomoe Komoriya

私の研究は化学物質の管理方法の検討と生物機能を利用した分析手法の開発です。
私達の身の回りには、多くの化学物質であふれていますが、その化学物質は環境に多量に排出されると環境汚染につながります。 化学物質が工場から排水や大気中にどのくらい移動しているかを把握し管理すること、製品中の化学物質等の含有を把握し管理することは、 環境をそして私達の健康を維持するために大変重要です。そのために新しい化学物質管理方法の検討をしています。

化学の中でも生物機能という分野に魅力を感じ始めたのは、大学3年生の頃。所属する研究室を決めるために、 さまざまな教授の研究を見て回った際、一番目に留まったのが、土の中で分解されるプラスチックを微生物からつくる研究でした。 「微生物で、こんなに環境に役立つものをつくることができるんだ」と驚き、 それ以来、微生物の研究→生物機能利用の研究にのめり込んでいきました。 さらに、今は「地球を守る」ため、化学物質を管理する研究へ研究内容が広がっています。研究したいことが次から次へと出てきます(笑)。

私が受け持つ授業の「バイオ利用化学」では、微生物を利用したバイオ燃料、生分解性プラスチックなど有用物質の作り方、 微生物を利用した水質や土壌の浄化方法などを講義しています。微生物で脱臭もできるのですよ。ほかには、「ライフサイクルアセスメント」 の授業では、モノを製造するとき、使用するとき、廃棄するとき、それぞれどのくらいのエネルギーが使われ環境負荷を与えているか を評価する手法を講義しています。環境負荷を数字で把握することによって、次に新しいモノをつくるときに、「この工程をこうすると、 これだけのCO2が減る」など、製造工程を改善できたりするのです。

環境問題は、エネルギー、地球温暖化、大気・水質・土壌汚染、生物多様性の喪失などありますが、すべてが関連している問題です。病気で言うと合併症ですね。一つの問題を解決しても環境問題は、なくなりません。これらを解決するためには、さまざまな知識が必要です。 環境安全工学科は、環境問題を解決するために必要な科学基礎から応用、さらにはISOや環境の法律まで、幅広く学べる学科です。環境に興味があり、「地球を守りたい」という気持ちがある人にピッタリの学科です。いろいろな目線で環境をとらえ、一緒に環境を考えて地球を守りましょう。







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